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  1. 三池争議テーマの映画「ひだるか」7月製作開始 港監督ら大牟田市で会見
  2. 大牟田市長 労災病院存続要望へ 「地域の影響計り知れず」
Morning News
2004/05/12
三池争議テーマの映画「ひだるか」7月製作開始 港監督ら大牟田市で会見



 三池争議(一九六〇年)をテーマに、大牟田市出身の映像作家港健二郎さん(56)=京都市=が監督と脚本を手掛ける映画「ひだるか」の製作が七月から始まることになり、港監督と主演の岡本美沙さん=大阪府=らが十一日、同市役所で記者会見した。製作費ねん出のため大牟田や熊本県荒尾市を中心に一万人の署名を集めるなど、市民の協力が実を結んだ。

 映画製作には港監督の母校・三池高や大牟田南高、大牟田北高のOBが賛同。一年前から鑑賞券(千五百円)購入を募る署名活動を展開してきた。目標の三万人にはまだ届かないが製作のめどがついたという。

 主人公のテレビ局女性キャスター役に抜てきされた岡本さんの本業はピアニスト。港監督がライブ会場で演奏する岡本さんの存在感に圧倒され、出演を依頼した。テーマ曲も岡本さんが手掛ける。一人芝居で知られる大牟田出身の俳優、中西和久さんも出演する。

 撮影は七月二十四日、同市の夏祭り「大蛇山」から開始。福岡市を中心に大牟田の三川鉱跡や宮原坑跡でも撮影する。来年二月にも大牟田で完成試写会を行う予定。港監督は「リストラが続く今、三池は見直されている。争議を『正の遺産』として現代に残す」。岡本さんは「当時の人々の団結の奥深さを人間関係が希薄な今の若者に伝えたい」と語った。

 製作委員会は署名協力や一口一万円のカンパを募っている。電話=090(9332)6387。ファクス=075(461)4605。




大牟田市長 労災病院存続要望へ 「地域の影響計り知れず」



 大牟田市の古賀道雄市長は十一日、国の再編計画で廃止されることが決まった大牟田労災病院について、十二日に上京して厚生労働省などを訪ね、存続要望書を提出することを明らかにした。

 要望書によると、労災病院で治療している、炭鉱事故による一酸化炭素(CO)中毒患者約三十人について「外の医療機関での対応は非常に困難」とし、「地域の高度専門医療が後退し、多くの職員の雇用もなくなる」と訴えている。

 藤田次夫市議会議長も同行。全国の労災病院を運営する労働者健康福祉機構にも要望する。古賀市長は「地域への影響は計り知れず、国の支援を基にした病院存続を求める」と話している。


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